大坂なおみのスピーチを日本語訳で!BNPパリバ・オープンでの優勝スピーチが世界中で話題に!

ELL88_oberisukunikaramuturubara20140525001_TP_V4.jpg女子テニスの大坂なおみ選手の快進撃がとまりませんね!

2018年3月19日(現地日時:18日)に行なわれた、
BNPパリバ・オープン(インディアンウェルズ)の女子シングルス決勝戦で、
大坂なおみ選手(日清食品)が、
世界ランク19位と格上のダリア・カサトキナ(ロシア)に、
6-3、6-2のストレート勝ちし、
ツアー初優勝をしました。


このバリバ・オープンは、
テニスの4大タイトル戦(ウィンブルドン、全仏、全豪、全米)に次ぐ、
「第5のグランドスラム」とも称される重要な大会とされています。

よって、この大会での優勝の意義はとても大きく、
今後、4大タイトルで大坂選手が勝利する日もそう遠くないと期待が高まります。

今回は、この大会の優勝スピーチが話題になっている大坂なおみ選手について、
ご紹介していきます。

◎ 大坂なおみ選手とは?

国籍  日本
出身国 日本(大阪)
生年月日 1997年10月16日
性別 女
身長 180 cm
体重 69 kg
2016年最終ランキング 48位
以上出典:大坂なおみ公式サイト

大坂選手は、日本人の母親とハイチ系アメリカ人の父親との間に生まれ、
3歳の時にニューヨークに移りました。

大坂選手は、アメリカ育ちなので、
日常的には英語を使っています。
日本語は、現在勉強中とのことです。

2013年にプロ転向後、
強烈なサーブと強いフォアを武器に活躍してきましたが、
2016年の東レ パン・パシフィック・オープンでは、
伊達公子以来の決勝進出を果たすなど、
力をつけてきていました。

◎ 大坂なおみ選手の優勝スピーチの内容(日本語訳)は?


WTA(女子テニス協会)の公式ツイッターで、
インタビューの様子が確認できますね。

大坂選手は、英語でスピーチしています。

まずは、
「ハロー」と挨拶し、
感謝する人々を挙げ始めます。

トーナメントディレクター、
WTA、スタッフ、
と続けてきて、

「あっ、ダーシャにも!」
と、真っ先に褒め称えることが通常の
決勝戦の相手「ダリア・カサトキナ」への感謝の言葉を始めます(笑)

「カサトキナ選手にも感謝したいです」
「戦相手としてこれ以上ないくらいに最高にクールな人でした。」
などと大坂選手が話すのですが、
カサトキナ選手を始め、みんな笑顔になっていきます。

観客からの拍手も起こっています。

その後、自分のチームにも感謝の念を述べます。

「それとコーチのサーシャにも本当に感謝します。」
「私の父にも、今ここにはいませんが。それと母と姉にも。」
「フロリダで観ているでしょうから、ハーイ、観てる?」
などと、テレビに初めて出たちびっ子さながらの感じです(笑)

なんだか微笑ましい・・・

会場全体が、「なおみワールド」一色の雰囲気ですね。
温かく見守る感じです。

「え~っと、何か言い忘れたことは...」
「きっとなんか忘れてる・・・」
「そうだ、スポンサーにも感謝です!」
「アディダスと、日清と、WOWOWと...
「えーと・・・ヨネックス!」
「言えた!」
といった感じです(笑)

最後に出てきたヨネックスさんですが、
かえって目立つ感じになって、宣伝効果は抜群だったのではないでしょうか?(笑)

さらに、
「なんか忘れてる・・・」
「そう、ボールキッズ!」
「ボールキッズの子たちは超よかった!」

そして、
「たぶん、史上最悪の優勝スピーチになりそうですね」
と自ら言って、会場の人に感謝をしました。

以上が、大坂なおみ選手のスピーチの日本語訳(概要)です。

◎ 大坂なおみ選手のスピーチに対する会場の反応などは?

上のスピーチを文字起こししただけでもわかりますが、
とにかく、大坂選手に、構えたところが全くなく、
事前の準備もない、超マイペースなスピーチでした。

みなさん、「自分の知り合いの子が大舞台でちゃんと話せるかどうか心配」
という感じで、親戚の子を温かく見守るような雰囲気でしたね。

みんなを笑顔にしたスピーチだったことは間違いありません。
手慣れた感じが全くないところも、
新鮮に映りましたね。

WTAの公式ツイッターが、
「史上最悪のスピーチかも」という大坂選手自身の発言を引用して、
「We beg to fiffer!」(失礼ですが、私たちの考えは違いますよ!)
と反論してますね。

史上最悪どころか、
「史上最も微笑ましいスピーチ」だったと言えるのではないでしょうか?

このスピーチで、新たに大坂選手のファンになった方も
多いのではないでしょうか?
大坂なおみ選手の、今後の活躍から目が離せませんね!