偉大な刺繍職人「フランソワ・ルサージュ」氏とは?作品やエコール・ルサージュ(ルサージュ刺繍学校)の様子など

axis14110538_TP_V4.jpg前回の記事で、先日再放送された、
NHK-BSP『プレミアムカフェ』
「パリオートクチュール 華麗なる刺繍の競演」
に出演されていた
ステファン・ローラン氏について、
ご紹介しました。

こちらの番組です。


上の画像に出ている
京刺繍の第一人者、長艸敏明氏の作成した能面の刺繍、
すごかったです。

細かく、丁寧な手作業を一つ一つ積み重ねて、
芸術の域にまで達した作品として仕上げる姿に、感動しました。

さて、日本の長艸敏明氏に対して、
フランスからは、フランス刺繍の第一人者として知られる
フランソワ・ルサージュ(François Lesage)氏が出演されていました。

ビーズや様々な素材を駆使して、
オートクチュールを支え続けている刺繍職人です。

今回は、フランソワ・ルサージュ氏について、
整理してみます。

◎ ルサージュ氏の略歴は?

1929年
パリ南西郊外のシャヴィルに生まれる

その後、フランソワの父で、刺繍職人のアルベール・ルサージュと、
カラリストの母マリ・ルイーズ夫婦が、1858年に創立された
刺繍メゾン・ミショネ(Michonet)を買い取る。

1949年
父アルベール死去。フランソワが事業を引き継ぐ。

1970年代~80年代
ジバンシー、クリスチャン・ディオール、シュレルのコレクションにも参加し、
さらに、カルバン・クライン等のアメリカのブランドとも取引を開始。

1992年
アトリエ併設する形で、ルサージュ刺繍学校(エコール・ルサージュ)を開校する。

2002年
メゾン・ルサージュが、シャネルグループの傘下に入る。

2011年
死去(82歳) 

フランソワ・ルサージュ氏は、
60年以上にわたってメゾンを率いて、
オートクチュールの世界を支えてきた方です。

イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)、
カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)、
ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)、
クリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)
といった、著名なデザイナーが、
こぞってルサージュ氏とともに仕事をしました。

刺繍によってオートクチュールを高めた神様のような存在の方でした。

2002年のNHKの番組後も、
2011年に亡くなられるまで、
ずっと変わらずに活躍されてきたんですね。

◎メゾン・ルサージュの作品などは?

いくつかご紹介します。


時計の文字盤のデザインです。


ルサージュ刺繍学校(エコール・ルサージュ)訪問の様子です。



◎ フランソワ・ルサージュのまとめ

ルサージュ氏が、偉大なデザイナーたちとともに築き上げてきた
刺繍とオートクチュールとの緊密な関係性は、
メゾン・ルサージュによって引き継がれています。

今後とも、
メゾン・ルサージュのクリエーションに注目ですね。