「ブラシ」です。
【#カーリング】3位決定戦
— 日刊スポーツ五輪 (@nikkan_Olympic) 2018年2月24日
スッキプ藤澤2投ともナイスショットでした。
日本(第9エンド終了)イギリス
#JPN 4-3 #GBR
日本 010 100 011
英国 101 010 000#藤澤五月 #吉田知那美 #鈴木夕湖 #吉田夕梨花 #本橋麻里
詳細(日本先攻)↓↓↓↓↓↓↓https://t.co/UaJbPscExX pic.twitter.com/2Yqv6ty8FF
藤澤五月選手が手にもっているモノです。
今回は、カーリングのブラシに注目して、
その素材や種類、ブラシで氷をこする理由などについて、
整理してみます。
◎ ブラシの素材や種類は?
カーリングのブラシって、
学校の便所掃除などに使われるブラシに形が似てますよね?
でも、掃除用のブラシを使っているカーリングチームはいないですよね。
カーリング専用ブラシがあるからです。
カーリング用ブラシには、先端(氷をこする部)が
合成樹脂でできているものと、
豚毛や馬毛でできているものとの2種類があります。
両者の使い分けですが、
合成樹脂(ナイロンパッド)は、
氷の状態が良好なときに用いられ、
豚毛や馬毛などのパッドは、氷上にゴミが多かったりする場合
などに用いられるようです。
ピョンチャンオリンピックで見る限りは、
豚毛などのヘッドを使っているチームはなかったと思いますが、
それは、アイスコンディションがきちんと整えられた状態だったからです。
ブラシのハンドル(手に持つ棒の部分)の素材は、
グラスファイバーやカーボンファイバー、木製がありますが、
人気があるのは、強度もあり、軽量でもあるカーボンファイバー製です。
ブラシの価格ですが、1万円1~2万円程度
のようです。
◎ ブラシで氷をこする理由は?
カーリングでよく見るこの光景。
【速報】#カーリング 女子1次リーグ最終戦で、日本はスイスに敗れましたが米国も敗れたため、初の準決勝進出を決めました!
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) 2018年2月21日
写真特集はこちら→https://t.co/21EPHYitDa#PyeongChang2018 #平昌五輪 #JPN #オリンピック #吉田夕梨花 #鈴木夕湖 #吉田知那美 #藤沢五月 #そだねージャパン pic.twitter.com/gOcPonmrKG
スィーパーが必死に氷を掃いています。
これは、ブラシで氷をこすることによって、
摩擦熱で氷の表面にある小さな粒「ぺブル(pebble)」を溶かし、
もって、抵抗を少なくしてストーンの距離を伸ばしたり、
ストーンの進行方向をコントロールしたりしているのです。
髪の毛一本ほどのストーンの位置によって勝敗が決することもあるほど、
繊細さが求められるカーリング。
ブラシの使い方(スィーピング)によって、
勝敗を左右するほど、大事なものなんです。
◎ ブラシやその使い方のまとめ
ブラシにも様々な種類があり、
しかも、ブラシの使い方もカーリングの大事な見せ場です。
ブラシに注目してカーリングを楽しむのもありでしょうね。